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便秘薬は、一時的な対症療法 |
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便秘は、誰でもが経験する日常的な病気です。
便秘薬は、家庭の常備薬になっていると思います。
このため、便秘薬は、便秘解消、便秘予防に安易に使用されがちです。
その結果、多くの人が便秘薬の依存症になってしまいます。
便秘薬に依存すると、便秘の症状がさらに悪化するので、要注意です。
便秘になったら、何よりも大切なことは、便秘の原因を探り、便秘の原因を完全に取り除くことです。
便秘は、その原因から取り除かない限り、またいつ便秘になってもおかしくありません。
便秘薬は、あくまでも便秘の症状を一時的に改善する、対症療法です。
便秘の原因から取り除かない限り、便秘薬で便秘の症状が一時的に改善しても、また便秘薬を使い続けることになります。
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便秘薬の選び方、使い方・・・ |
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そこで、市販の便秘薬の適切な選び方です。
先ず、なぜ便秘になってしまったのか、便秘の原因を探り、はっきりさせます。
その上で、便秘薬の成分などをチェックし、便秘の症状、タイプに対応した便秘薬を適切に選びます。
薬局では、薬剤師さんから説明を受け、最適な便秘薬を購入しましょう。
テレビのコマーシャルなどで、便秘薬の宣伝が盛んに行われていますが・・・
テレビ・コマーシャルの便秘薬を、名指しで買うようなことは絶対にやめましょう。
その上で、便秘薬の説明書をよく読み、作用の弱いものから、少ない量で使いはじめます。
でも、便秘解消、便秘予防に十分な効果が得られなかったら、使用量を徐々に増やします。
それでも、効果が得られなかったら、作用のより強い便秘薬に変えます。
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便秘薬は、就寝前に飲む・・・ |
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それから、便秘薬の使い方で大切なことは・・・
便秘薬は、夜、寝る前に飲むのが基本です。
なぜなら、私たちの消化器官のうち胃や小腸は、昼間働いていますが・・・
便をつくる大腸は、主に夜間、就寝中も働くからです。
このため、便秘薬は、就寝前に服用すると、睡眠中に大腸に運ばれ、便秘薬の成分が効果的に作用し、便秘解消、便秘予防の効果が発揮されるからです。
便秘薬による効果は、やわらかい便がつくられ、翌朝スムーズに排便されることです。
多くの人が、便秘薬を飲むと、下痢のような状態で排便すると考えていますが・・・
このような便秘薬の使い方は、便秘薬が強すぎるか、飲む量が多すぎるからです。
便秘薬は、薬剤師さんなど専門家に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。
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専門の医療機関を受診する・・・ |
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便秘薬を増やしたり、変えたりしても・・・
便秘がなかなか解消しなかったら、医療機関で便秘専門医の診察を受けましょう。
使用した便秘薬が効いたからといっても、便秘薬を使い続けることは、絶対にやめましょう。
なぜなら、便秘薬の依存症に陥り、便秘の症状をさらに悪化させてしまうからです。
また、便秘薬を使い続けると、副作用のリスクが高まるからです。
便秘の治療は、便秘薬に頼るのではなく、乱れた食生活や、生活スタイルの改善が基本的な便秘解消、便秘予防の根治療法です。
便秘薬の使用は、あくまでも緊急避難的な便秘の改善措置です。
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