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便をつくる大腸とは、どんな器官? |
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大腸は、大人で約1.5mの長さがあります。
大腸は、主に盲腸、結腸、直腸から構成されています。
でも、盲腸は、小腸に直接つながる部位ですが、人間の場合、これと言った役割を果たしていません。
大腸でもっとも仕事をするは、結腸です。
結腸は、その向きから上行(じょうこう)結腸、横行(おうこう)結腸、下行(かこう)結腸、S字結腸と呼ばれる部位から構成されます。
これら結腸では、小腸で消化されなかった食物繊維質などの分解、吸収や、水分が吸収され、便の形がつくられるのです。
固形化された便は、大腸の最後の部位にあたる、直腸に運ばれます。
直腸は、消化、吸収などの機能はなく、ただ結腸から運ばれてきた便をためておくだけです。
ところで、大腸には、約1,000種類、数にして約100兆個を超える腸内細菌がいます。
腸内細菌は、大腸に運ばれた食べ物の残りカスを分解し、発酵させる役割を担っています。
この腸内細菌は、善玉菌と悪玉菌に分けられます。
善玉菌とは、ビフィズス菌などの乳酸菌ですが・・・
善玉菌は、腸内環境を整え、腸のぜん運動を活発にさせ、理想の便づくりにとても大切な働きをします。
一方、悪玉菌は、大腸菌、ウェルシュ菌などですが・・・
これらの悪玉菌が繁殖すると、腸内環境を悪化させ、便秘の原因を作り出します。
このように、大腸という消化器官は、便秘と密接な関係を持つ臓器なのです・。
(大腸の仕組み)
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自律神経に、コントロールされる大腸・・・ |
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そこで、大切なことは・・・
大腸は、自律神経という神経組織にコントロールされ、働いていることです。
自律神経とは、私たちの意志とは無関係に、内臓や血管を支配する神経のことです。
自律神経は、交感神経と副交感神経がバランスをとりながら、それぞれが同じ臓器をコントロールしています。
交感神経には、主に内臓の働きを抑制する働きがあり、逆に副交感神経は、内臓の働きを促進させる役割を担っています。
交感神経は、主に昼間などの活動時の、緊張している時に、優位に働く神経です。
逆に、副交感神経は、主に夜間の就寝中などに、リラックス状態の時に働く神経です。
特に、大腸をはじめ消化器系の臓器、器官は、口から肛門まですべてが副交感神経によりコントロールされているということです。
私たちは、朝、昼、晩と、一日3回食事をとりますが・・・
食べることで、副交感神経を刺激し、副交感神経が優位な状態で、胃や腸がコントロールされ、食物が消化、分解されます。
しかし、ストレスなどで緊張状態が続くと・・・
胃や腸は、交感神経が優位になり、副交感神経の働きが抑制されてしまいます。
その結果、大腸の排せつ機能を低下させ、便秘を引き起こしてしまうのです。
便秘解消、便秘予防には、ストレスをため過ぎていないか?
大腸を支配する自律神経のバランスに、気をつけることがとても重要です。
便秘解消、便秘予防には、ストレスを過剰にため込まないで、発散させ、自律神経のバランスに心がけましょう。
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