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便秘のタイプ・・・ |
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便秘は、誰もが経験する日常的な病気です。
このため、便秘は、あまり深刻な病気と思われていません・・・
でも、便秘の発症原因には、危険な病気が隠れているケースも多々あります。
便秘には、その原因から二つのタイプがあります。
便秘のタイプ、その一つは病気などの何らかの原因により、腸に障害が起き、腸が狭まり、便がスムーズに通りにくくなる便秘で、「器質性便秘」です。
第二の便秘タイプは、腸の機能低下、または腸の機能異常による便秘で、「機能性便秘」です。
器質性便秘は、その代表例が、大腸がん、大腸ポリープ、腸閉そく、慢性腸炎などの病気が原因で、引き起こす便秘です。
機能性便秘は、大腸のぜん動運動が弱まり、便をつくり、便を押し出す排便力が衰えたり、逆に、ぜん動運動が活発すぎるなど、大腸の働きが異常になるために起きる便秘です。
(便秘のタイプ)
便秘のタイプ |
説 明 |
器質性便秘 |
- |
病気が原因で、腸が狭くなり、起こる |
機能性便秘 |
一過性便秘 |
一時的な便秘症状 |
し緩性便秘 |
大腸の収縮力が低下 |
習慣性便秘 |
慢性的な便秘症状 |
けいれん性 便 秘 |
ストレスによる腸の緊張 |
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器質性便秘に要注意・・・ |
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一口に、便秘と言っても、便秘の原因はさまざまです。
便秘は、危険な病気の発症を知らせるシグナルの場合もあります。
器質性便秘は、何らかの病気が原因でスムーズに排便できなくなる便秘のことです。
何らかの病気が原因で、大腸が正常に機能しなくなる、あるいは腸管が狭くなる、または大腸の形質異常などにより、排便がスムーズにできなくなる便秘です。
器質性便秘の原因には、大腸がん、大腸ポリープ、腸閉そく、慢性腸炎などの病気が挙げられます。
また、器質性便秘は、吐き気、腹痛、血便などの症状を伴うこともあります。
便秘解消、便秘予防に、食物繊維の摂取など食生活の改善をしても・・・
なかなか便秘解消、便秘予防ができない場合、便秘以外の病気の発症も疑いましょう。
大腸がんなど、生命にかかわる危険な病気には、要注意です。
何よりも、早めに、医療機関で専門医の検査、診察を受けましょう。
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一過性便秘とは・・・? |
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一過性便秘とは、生活環境の変化や精神の不安、緊張などで、一時的に起こる機能性便秘のタイプです。
例えば、私たちは、旅行や出張など、旅先で急に便秘になることがよくあります。
普段と生活リズムが全く変わった状態に置かれると、緊張感から精神的ストレスが高まり、交感神経優位になり、大腸の働きが抑制され、急に便秘になる、と考えられます。
また、進学や就職、転勤などで、これまでの生活環境が一変することにより、便秘になってしまいます。
一過性便秘は、お腹が張るくらいで、あまり便秘の苦痛を感じません。
無事に旅行や出張を終え、自宅に帰宅したり、あるいは進学や就職、転勤などの場合、新たな生活リズムになれると、自然に便秘解消です。
なお、一過性便秘でも、早めに対処しなければ、便秘が慢性化するリスクもあり、要注意です。
(一過性便秘に多い原因)
旅行、出張、進学、就職、転勤、転職、引っ越し、睡眠不足など
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し緩性便秘とは・・・? |
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し緩性便秘は、便を運ぶ大腸のぜん動運動が弱まり、起きる便秘のことです。
誰もが、加齢に伴い、いろいろな老化現象が消化器系臓器に起こりますが・・・
その一つに、大腸の弾力性が低下し、ぜん動運動が弱まる老化現象が挙げられます。
ぜん動運動が弱まると、便を運び出すのに時間がかかり、その間に水分が吸収され、便が硬くなり、便秘になってしまうものです。
多くのお年寄りが、し緩性便秘の苦しみから解放されるために、便秘薬を服用しているのが実態です。
し緩性便秘は、お年寄りばかりでなく、内臓が下垂気味の人や、全身が衰弱時にも起きやすいのが特徴です。
し緩性便秘は、食物繊維などを多く摂取し、善玉菌を増やし、ぜん動運動を活発化させ、大腸を元気にさせることが、便秘解消、便秘予防に必要です。
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習慣性便秘とは・・・? |
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私たちのからだは、胃の中に食べ物が入ると、自然に便意を感じる仕組みにできています。
でも、出勤や登校の準備に追われ、時間のない中で、便意を我慢してしまうと・・・
やがて、便意を感じなくなり、便秘になってしまいます。
なぜなら、直腸に溜まった便は、そのままの状態に置くと、水分が奪われ、硬くなってしまうからです。
このうようなタイプの便秘は、便秘の中でも最も多く、習慣性便秘と呼ばれています。
朝の快便こそ、健康の基本です。
朝を迎え、便意を感じたら、どんなに忙しくても、トイレに駆け込むことが、便秘解消、便秘予防に何よりも必要不可欠です。
朝の快便、快食で、さわやかな一日をスタートさせましょう。
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けいれん性便秘とは・・・? |
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けいれん性便秘は、大腸がけいれんを起こし、便が通りにくくなる便秘です。
けいれん性便秘は、日頃の過剰なストレスや睡眠不足などが、便秘の原因です。
けいれん性便秘になると、便意があっても、なかなか排便できません。
排便できたとしても、うさぎの糞(ふん)のように、小さくて、硬い便がけいれん性便秘の特徴です。
また、けいれん性便秘の特徴は、便秘と下痢を繰り返すことです。
けいれん性便秘は、そのまま放置すると、血圧が上昇したり、食欲の低下、不眠、イライラ感などの諸症状がでてきます。
便秘と軽く考えないで、医療機関を受診し、きちんと専門医の診察を受けましょう。
便秘と正しく向き合い、便秘解消、便秘予防に取り組みましょう。
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