便秘解消で注意すべきこと　(1) 薬の副作用に要注意

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薬の副作用に要注意

■

便秘薬を使い続けると・・・

便秘薬は、使い続けると、やがて便秘薬を飲んでも便意が弱くなります。

さらに、飲み続けると、便秘薬を飲んでも便意が起きなくなります。

このような状態になると、便秘薬を飲んで一定時間が経過したら、便意があってもなくても、トイレに行きます。

便秘薬を常用する多くの高齢者は、このような生活をおくっています。

そして、便秘がここまで悪化すると、便秘薬を手放すことができなくなり、便秘薬の量を増やし続けるだけです。

でも、便秘薬の量が多すぎて、便秘薬を服用したら急に下痢を引き起こしますこともあり、要注意です。

便秘薬を飲んでも、便意がなく、便秘薬の量を増やしたら、急に下痢の症状を引き起こしたりするには、・・・

便秘薬を使い続けた結果、便秘薬の副作用と言えるでしょう。

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■

大腸メラノーシス症に要注意・・・

便秘薬として、最も多く服用されているのが・・・

アントラキノン系便秘薬です。

成分的には、センナや大黄、アロエ（薬の成分）などが主成分の便秘薬です。

この便秘薬は、大腸への刺激によって大腸のぜん動運動を高め、排便を促すタイプの薬です。

速効性も高く、よく効く便秘薬なので、緊急時の一時的な便秘薬として、とても役立ちます。

でも、この便秘薬は、絶対に常用すべき便秘薬ではありません。

なぜなら、長期に使用すると、大腸メラノーシス症という病気になるからです。

大腸メラノーシス症は、大腸の粘膜が淡褐色から黒褐色になり、大腸の働きが低下する病気です。

その結果、便秘の症状をさらに悪化させ・・・

便秘薬の量が、どんどん増えるという悪循環に陥ります。

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